文化・芸術

2006.08.27

夏野苺さん個展&トークショー

行ってきました。8月24日、新月の晩に。夏野苺さんは、女性カメラマン(写真家?フォトグラファー?)です。キネマ旬報社のacteurという雑誌で、小栗旬さんの写真を撮っている方、というのでその存在を知りました。初めて実物を拝見したんですが、個性的でステキな方でした。こういう言い方はちょっと陳腐かな、とも思うんですが、「天才」っていう言葉が似合う方だなあって。ご自分で、自分の写真は「念写」だって言っておられましたが、実際に作品を見てみて、なるほどなあって思いました。

トークショーは、2時間を超える長丁場でしたが、謎の日本人、ピエールさんの司会のもと、飽きることなく、中味の濃いとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ゲストが何人かいらっしゃったんですが、みなさんステキでした。
同じ女性カメラマンの松尾成美さん、俳優の中山俊さん、女優の寛美さん、acteur編集部のタキザワさん、苺さんのご主人でカメラマンの藤田修平さん。そして、仮面ライダーヘラクスこと、小林且弥さん!生小林さん、初めてだったんですが、すごくカッコよかったです。やけに背が高いなあと思ったら、188cmもあるんですねー。
ちなみに、劇場版仮面ライダーカブトで、小林さんが変身するのは、

銀のライダー、仮面ライダーヘラクスです。

銅のライダーではありませんので、おまちがえなきよう^^;

以下、印象に残ったことをいくつか。

苺さん、カメラマンになる前は普通(じゃないかもしれないけど)のOLで、10年で10コの会社に勤めたそうです。4月で1年分の有休使っちゃったとか、月曜日と雨の日は会社休んじゃうとか、いろいろと武勇伝(?)を聞かせていただきました。月曜日と雨の日に会社行きたくないっていうのは、すごい同意しちゃいます^^;
そんな中、ある朝起きたら、心の中に夏野苺っていう名前と写真をとろうっていう思いがあったんだそうです。そしてプロのカメラマンに。すごい人だなあ。
中山俊さんのお話で、中山さんは苺さんとよくお酒を飲みに行くそうなんですが、ある時、どっかから移動する間、苺さん、ずっとスキップしてたんだとか。苺さんによると、なんかすごくうれしかったんだって。ううう、かわいい。変だけど、かわいいっす。
スライドで、苺さんと松尾成美さんの写真を見せていただいたんですが、一口に写真て言っても、撮る人が違うとこうも違うものかっていうくらい、違いました。松尾成美さんの写真は、すごくスタイリッシュでカッコいいっていう感じ、苺さんのは「念写」っていう言葉どおり、奔放で、アタマの中のイメージをそのまま切り取った、みたいな感じ。どちらもすごく個性的でステキでした。

acteur編集部のタキザワさんとのトークでは、小栗旬さんの話をたくさん聞くことができました。タイタスアンドロニカスのイギリス公演で、エアロンが大絶賛されていた、とか、いっしょにお酒を飲んでいると、40代50代のおじさんと話してるみたいだとか、若いのにすごくしっかりしてる、とか。一番印象的だったのは、小栗旬さんはすごく優しいという話。表面的には優しいっていう感じじゃなくて、一見冷たいっていうか、クールな感じなんで、余計にそう感じるんだとか。なるほど。タキザワさんに「アイス買ってー」って言ったっていう話にちょっと萌え^^;

そして、小林且弥さん。以前、苺さんが小林さんの撮影をした時に、小林さんが高熱だった、という話。苺さん、どうしても屋外で小林さんを撮影したくて、高熱って知ってたけど、お願いしたんだとか。小林さん、高熱をおして、がんばってくれたそうです。それから、劇場版仮面ライダーカブトでの苦労話で、砂漠でタンクトップ一枚での撮影は大変だったそうです。で、日本の砂漠って、鳥取砂丘しかないと思ってたけど、他にもいくつかあるんだって。で、あの砂漠のシーンは、静岡のなんとかっていう砂漠(うう、うろ覚えですみません)なんだそう。
トークショーの中で、質問コーナーがあり、私も小林さんに質問させていただいたんですが、緊張してしまい、銅のライダーとか口走ってしまいました。ううう、すみませんでした。

トークショーが終わったあと、苺さんと寛美さんといっしょに、松尾成美さんに写真を撮っていただきました。ポラロイド(ポ、ポラ?)だったんですが、すっごくいい感じに撮っていただきました。やっぱし、プロのカメラマンの方って違うなあ。寛美さんは、何万人かのオーディションを勝ち抜いた方だそうで、すっっっごいかわいらしい方でした。その寛美さんと苺さんと並んで撮っていただいた写真、家宝にしますです。

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