仮面ライダーディケイド 22話「ディエンド指名手配」/23話「エンド・オブ・ディエンド」
いやーん、なにこの回。
やたら熱いんですけど。そんで、すごくカッコいいんですけど。
井上先生って、こういうの書くといいんだよなあ、悔しいけど。熱い友情的な。いっしょに戦おう的な。
セリフも熱いんだけど、士と大樹、二人の間の距離感がすごくいいの。
士が海東のパンチを手で受けて、海東の目を見て言うセリフ。ぞわぞわしました。
「オレはお前を信じている。
なぜなら、お前の弱さを知ったからだ。
オレとお前が手を組めば、お前はお前自身を信じることができる。
その気持ちは、お前の好きなお宝だ」
若干、ディケイドっぽくはないような気がするけど。20話21話と同じで、このお話単体ではすごくおもしろかったんだけど、いまいち「ディケイド」じゃないんだよなあ。
でもでも、士と大樹のやりとりが、超絶カッコよくて、熱くて、すごい燃えました。だから、ま、いっか。
「今までお前のことをただのお宝マニアのコソドロだと思っていたが、昔は信じるものがあったんだな。
だが、お前はその信じるものに裏切られた」
「何が言いたい」
「お前は自分で自分のことを信じることができない。
だからお宝を集めることでそんな自分をごまかそうとしていた、違うか?」
「わかったような口をきかないでくれないか。君に何がわかる」
↑海東のこういう言い方が好き
「わかるさ。お前は兄貴を助けることで、自分を取り戻そうとしている」
海東がなんでお宝にこだわるようになったかが語られるわけだけど、あの飄々とした海東に、あんな熱い過去があったなんて。
あんな過去をかかえてずっと一人でお宝を探していた海東が、今回、やっとお兄さんとの決着がついて、士とも少しわかりあえて、、、その上でまた新たにお宝をさがしに去ってくっていうのがよかった。
いろんなことが解決して、今までとは違った海東としてお宝をさがすんだよね。
あのシーン、すごいカッコよかったです。
「お前は一番大事なお宝をこの世界で手に入れた。もう盗みはしなくてすむな」
「やめてくれないか、そういうソレっぽいことを言うのは」
「おい、どこへ行く」
「決まってるさ、新しいお宝をさがしに」
つって、手でバーンて。ひゃー。
そして、海東が士の過去を語ろうとしたところで、邪魔が入ってうやむやになっちゃったけど、海東が知ってる士の過去って、なんなんだろう。海東は「士の世界」を知ってるのかね。
でも、あそこで邪魔が入ったのって、実は、この時点では、まだ何も決まってなかった、に100ペリカw
ところで、この話には、劇場版ブレイドの仮面ライダーが登場。お話そのものは、ブレイドじゃなかったけど。
20話21話はファイズの「パラダイスロスト」がモチーフになってたし、9つの世界を回り終わっちゃったから、次は劇場版シリーズってことですか。なるほど、考えたね。
でも、フォーティーンの組織に捕まって、意のままに動くように改造される、とか、「仮面ライダー」っぽかった。あれは、井上先生なりの、石森先生へのリスペクトなのかしら。
○三津谷葉子さん、今となっては「瞳子さん」にしか見えないよ。
○「デカいプリクラ」って
○「だから、その単純な作戦を何度も言わなくてもわかるから」
っていう海東、かわいい。
で、単純な作戦を何度も言う士、もっとかわいい。
○で、次はシンケンジャー、と。ある意味掟破りっていうか、前代未聞だけど、、、かなり楽しみです。
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