わたしを離さないで #2、#3
1話から恵美子先生が靴に執着してたり、2話でいなくなった子供たちの死の象徴として血だらけの靴が使われてたり、靴には何か特別な意味があると思ってたけど、発信機ですか。逃げることを想定してのことなのか、全ての「提供者」を管理するためなのか。
そして、真美は、その事を知っていた、と。真美は、自分たちが普通の人間ではなく、しかも、普通の人間からしたらゴキブリのような得体の知れない生き物であることも知ってた。あの学苑で純粋培養された子供にとっては、到底知り得ない事実だと思うんだけど、真美はどうして知ってるの?もしかして、「外の世界」と繋がってたりするのかな。
2話3話で、恭子たちがいる学苑の立ち位置とか、卒業したらどうなるのかとか、逃げ出そうとしたらどうなるかってことがわかってきた。逃げ出そうとした子供は「子供に対する提供者」にされてしまう、逃げ出そうなどと考えずに無事に過ごしたら、提供までに数年の猶予が与えられる、と。それは、恭子たちの学苑の生徒が従順だから与えられている特権だと、、、てことは、他にも似たような施設があるってことだよね。
このドラマって、この辺のことを単に説明するんじゃなくて、ちゃんとしたエピソードと絡めて語ってるよね。森下さんの物語の作り方って、すごいなって改めて思った。
そして、友彦と恭子と美和の関係。ちょっとしたすれ違いで自分の好きな男の子が自分の友だちと付き合うことになり、ほんとは好きなのに(両想いなのに)、つい「なんとも思ってない」とか言っちゃうって、少女マンガとかラブコメとかににありがちなシチュエーション。でも、「提供者であること」が絡むとこんなにも重苦しくなるのかと思ってしまいましたw。
これから、自分の好きな男の子が他の女の子とつき合ってるのを日常として受け入れて暮らさなければならないという恭子にとっては地獄のような日々が始まるわけだけど、そこに何かしらの救いはあるんだろうか。
それにしても、友彦の春馬くん。子役の友彦が演じた細かなクセをものの見事に再現してて、しかも、大人用に微妙にアレンジしてて、、、。やっぱ、春馬くんはできる子。
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