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2014.01.18

麦子さんと

ほんわかした映画だったな。
音信不通だったお母さんが突然帰ってきて、みたいな話はありがち。でも、突然現れた母親に対してとまどう娘の心情を奇を衒うことなく素直に描いていて、好感が持てた。

とにかく、麦子さんこと堀北真希ちゃんがかわいいのと、麦子さんとお兄ちゃん役の松田龍平くんとの関係が微笑ましいのと、ちょっとだけしか出て来ないアニメが本気すぎるのとで、十分満足でした。

松田龍平くんのお兄ちゃんが、いい味だしてるんだよね。一見ダメ兄貴風なんだけど、実はいい兄貴でさー。お母さんのことも、バハア呼ばわりして、もう来るなとか、出て行ってから一度も会いたいなんて思ったことない、なんて言いながら、実はお母さんが好きで、会いたかったっていう気持ちが透けて見えて。突然帰ってきたお母さんが突然亡くなった時も、平気な感じで事務的に火葬場にいたのに、全部終わった後、麦子さんにわかんないように隠れて泣いちゃうとことかさー。麦子さんのことも、放置してるようでちゃんと見てて、、いいお兄ちゃんなのよ。あんなお兄ちゃんほしい。松田翔太くんがうらやましい^^;。

麦子さんの方は、すごく小さい時にお母さんがいなくなったっていう設定のせいか、お母さんの記憶がなくて、お母さんにどう接していいかわかんないのね。なのに、よくわかんないうちにお母さんがまた突然いなくなっちゃって、お母さんに対する気持ちが中途半端なままになっちゃってる。

ちょっとだけ一緒に生活した時にあった些細な出来事、お母さんにひどいこと言ったりひどいことしたり、逆にお母さんから優しさをもらったり、ぎこちないながらもふれあったり、そんなもろもろが、きちんと終わらずに宙ぶらりんになっちゃってる感じ。

そんな麦子さんが、納骨でお母さんの故郷へ行って、お母さんをよく知ってる人たちを通して間接的にお母さんに接することで、お母さんを知り、お母さんと自分との関係に決着をつけることができたんだと思う。

特に、みちるさんていうお母さんの親友との出会いが、麦子さんにとっては大きかったんだと思う。みちるさんにお母さんを投影して、自分をぶつけて言いたいことを言うことで麦子さんは救われたんだと思う。同時に、離婚して一人暮らしをしているみちるさん自身も、麦子さんに自分の子供の影を見て、麦子さんを受け止めることで救われたんじゃないかなあ。

みちるさんが麦子さんにお母さんと同じ料理、カボチャごはん?を作ってくれた時、麦子さんの中でみちるさんとお母さんが重なったんだと思う。


若い頃のお母さんが麦子さんにそっくりで、地元のアイドルみたいな存在で、アイドルになりたくて親の反対側を押し切って東京に行ったっていう設定なんだけど、ミズタクこと松田龍平くんが出てることもあって「あまちゃん」を思い出した。もちろん、全然違うんだけど。

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