« この花 | トップページ | ケータイ捜査官7:再放送 »

2011.06.20

東京公園:追記あり

見てきました。川崎のTOHOシネマズ。舞台挨拶付き。
一言で言うと、「ゆるふわな」映画でした。抑揚がないっていうか、淡々とふわーっとした感じで物語が流れていくのね。
これは、好き嫌い激しそうだなって思った。ダメな人はダメだろうなって。でも、私はけっこう好きです。このふわーっとした感じが、なんとも言えない味になっていて。
ま、主役が好きだから、いい感じに思えるのかもしれないっていうのはあるかもね。もし、苦手な人が主役だったら、ダメかも。そもそも、苦手な人が主役なら見ないと思うけどw。

全体的に、主役の三浦春馬くんのPV的な映画でもあります。いろんな春馬くんが見れます。春馬くん好きなら見て損はないと思う。

最近の三浦春馬くんにはめずらしく「普通の大学生」の役。侍でも、天才ハッカーでも不良高校生でもなく、ましてや優柔不断な高校教師でもないというw。あれ、でも、ちょっと優柔不断気味かもしれないw。

(追記)ネタバレしてるのでたたみます。

 

春馬くん演じる光司は、カメラマンを目指す大学生。昼間はいろんな公園に行って家族連れの写真を撮り、夜はバーでバイトしてる。そんな光司がひょんなことからとある人妻を尾行して写真を撮ることになり、そこから平穏な日常が微妙に変化していく。
その変化っていうのは、光司を取り巻く女性や自分自身との向き合い方の変化、なのかな。今まではちょっと斜に構えるっていうか、まっすぐには向き合ってこなかったのが、きちんと向き合おうとする。向き合うことで、いろんなことに決着をつけることになる、と。その向き合うことの象徴が写真を撮るっていうことなのかなって思った。

その写真をとるシーンですごく印象に残ってるところがあって、それは、ふわーっとした雰囲気のこの映画で、唯一緊迫した攻撃的にも思えるシーン。春馬くんがお姉さんの写真を撮るっていうだけのシーンなんだけど、、、。

光司と小西真奈美さん演じるお姉さんとは、血の繋がらない姉弟。姉弟ではあるけど出会いが二人とも物心ついたころなので、お互いに異性として意識しているところもある。でも、一線を越えるまではいってない。あえて、お互いをちゃんと見ないように生きてきた。それが、あることがきっかけで光司はお姉さんをまっすぐに見つめるって決心して、会いに行くのね。

会いに行ってお姉さんを写真に撮る。お姉さんの何気ない日常をファインダーを通して見つめるんだけど、カメラをかまえる光司がすごく攻撃的に見えた。ファインダーを通して、お姉さんの内面にずんずん踏み込んで行くような、そんな感じ。言葉にはしないけど、一種の告白なんだろうなあって思った。写真を撮るっていう行為が、お姉さんをベッドに押し倒すみたいな感じに見えた。この光司が、それまでのふわふわした感じとはうってかわって、一人の自立した男にに見えたんだよね。監督が意図して引き出したたものなのか、光司=春馬くんの内面から出てきたものなのか、わかんないんだけど。

で、一瞬、光司とお姉さんの気持ちが重なるんだけど、結局二人は姉弟でいることを選ぶ。つまりは、姉と弟でいることの方が、二人にとっては大事だったってことなんだろうか。この辺の心理、特に光司の心の中はもう一つわからなかった。ただ、二人の切ない気持ちだけは伝わってきたけどね。

光司を取り巻く女性のもう一人が、栄倉奈々ちゃん演じる富永美優。
死んじゃった親友の元カノっていう設定。死んじゃったあとも、つかず離れずな感じでなんとなく光司の近くにいる。この関係がちょっとおもしろかった。
しかも、光司の死んじゃった親友っていうのが染谷将太くんで、光司にしか見えない幽霊として出てくるのね。なんか、ちょっとあり得ない設定だけど、この映画的には全く違和感なく受け入れられた。映画の雰囲気が、そうさせてるのかなって思う。よく考えてみればヘンな映画です。

死んじゃった親友役の染谷将太くん、すごくよかった。
染谷将太くんも、最近すごくいい役者さんになってきたなあって思う。
#光司にしか見えない幽霊っていうと、ちょっと「あの花・・・」のめんまみたい。

あと、光司に自分の奥さんの尾行を依頼する歯科医の役が高橋洋さん。
動いてる洋さん、ひさびさに見たけど、相変わらずステキ。
洋さん、ほとんど春馬くんとしか絡まないんだけど、最後の方で二人だけのシーンがあって、これが二人とも長セリフで、長回しっていうシーン。なんか、そこだけ舞台を見てるみたいだった。春馬くんと洋さんが共演する舞台、見てみたいなあ。

|

« この花 | トップページ | ケータイ捜査官7:再放送 »

「映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23440/51992167

この記事へのトラックバック一覧です: 東京公園:追記あり:

« この花 | トップページ | ケータイ捜査官7:再放送 »