獣医ドリトル 第7話
あれー、フィリップ君と早乙女くんが教室の前後の席で話してるシーンて、あった?フィリップ君が、あそこは悪徳獣医だ云々言ってたシーン。見逃したわけじゃないよね?もしや、カットしてますか?予告を見て以来、あのシーンをずーっと楽しみにしてたのに、、、どうしてくれんだ。ひどいよ、TBS。
・・・てことで、すっかり感想書くモチベーションが。。。
お話としては、生き物を拾ったからって助けたことにはならない、そして、自分の時間を犠牲にしてでも相手のために時間を割くことがほんとの愛情なんだっていうこと。ドリトル先生は、拾われた猫と飼い犬の病気を通して、そのことを広樹に教え、広樹とおばあちゃんの関係を治してあげた、と。
広樹はドリトル先生の言葉で自分がまちがってることに気がついたのよね。あすかがちびにゃんこの世話を焼いてるように、おばあちゃんがいろんなことを犠牲にして自分を育ててくれたんだって。
って、太一はペットかっ、にゃんこと同列の話なのかって思わずドリトル先生につっこみましたがw。ま、ドリトル先生的にはいっしょかw。
早乙女太一くん、さすがだったです。
成績が上がらないことにイライラしておばあちゃんやわんこのチロルにやつあたりしてる「黒い」広樹は、ほんとにダメダメな感じだったし、それでいて根っからダメなやつじゃないっていうのがちゃんと伝わってきて。その後、ドリトル先生の言葉で自分がまちがってたってわかって、涙を流して素直にあやまる「白い」広樹に戻って、それがほんとに小さいころのままの「いい子」で。その黒から白への変化が絶妙でした。
その太一くん演じる広樹は、ドリトル先生の言葉に触発されてあすかさんみたいになりたいって言ってたけど、、、。ドリトル先生じゃないけど、ほんとにあすかでいいのかw?
だって、今日のあすかにはほんといらっとさせられたもん。物語の都合上、ああいう風に動くのは仕方ないってわかってるけど。
いつもは「ドリトル先生、そこまで言わなくても、、、」って思うこともあるのに、今回はまったく思わなかった。100%、ドリトル先生のおっしゃるとおりだって思った。
だって、あんなちびっこのにゃんこをほっぽって、どっか行っちゃうとか、やっぱあり得ないでしょ。しかも、自分の悩み相談のためによりによって花菱先生のもとに行くんだもの。だから、ドリトル先生があすかにびしびし言ってくれるのがほんと爽快だったです。
そしてそして、今日はなんと言っても、花菱先生を心配していろいろと飛び回るドリトル先生ですよ。病院を留守にして花菱先生の講演をききにいったり、悩んでる花菱先生に親身になってアドバイスしてあげたり、不動ルミに花菱先生のことを聞いたり、花菱先生が土門に利用されてると知るや、土門に釘を刺しにいったり、花菱先生がテレビでオペができないことをカミングアウトしたら心配してかけつけたり、土門が花菱先生を貶めるようなことを言ったら、「花菱を責める資格があるのか」とか言いに行ったり。
ドリトル先生、どんだけ花菱先生想いなんですか。
ドリトル先生の「オペができなくても、お前は一流の内科診療医だ」っていうの、しびれました。やっぱ、ドリトル先生は、花菱先生のことをよくわかってるんだなあ。
母校である関東獣医大のキャンパスを二人で歩きながら昔の思い出を話す花菱先生と、それを黙って聞いてるドリトル先生の図がすごくよかったなあ。この二人は、強い絆で結ばれてるんだなあってあらためて思った。
この二人には動物を救うっていう強くて純粋な想いがあるのがいいんだよね。お互いにそれがわかってるから、ドリトル先生は花菱先生のためにどこにでも飛んでくし、花菱先生はドリトル先生の言葉を信じて受け止めることができる。
で、花菱先生はドリトル先生の「一度着た鎧はそう簡単には脱げない。裸になればいろんな矢がとんでくる。お前にその痛みを、引き受ける覚悟はあるのか」っていう言葉に応えるように、ちゃんと自分のことをテレビで告白した、と。
予告で花菱先生の告白の新聞記事が出てたけど、やっぱ風当たり強くなるよね。
そして、最終回に向けて花菱先生は自分に向かってとんでくる矢でズタズタに傷つくんだろうけど、今までとは違ってちゃんと自分の中のもやもやに決着をつけたことの結果だから、花菱先生はちゃんと引き受けられると思う。それに、そばにドリトル先生がいるしね。そばにっていうのは、必ずしも「物理的に」そばにいるってことじゃなくて、こころで繋がってるってことね。
予告であすかが「アフリカ行っちゃうんですか」とか言ってたのが若干気になるんだけど、あれは花菱先生のことなのかな。花菱先生、アフリカに行って動物のためにできることをやろうって思ってるの?それはそれですばらしいことだけど、できれば花菱先生にはドリトル先生の側にいてほしいんだけどなあ。
もう二人で病院やればいいじゃん。で、あすかには勉強に専念してもらって、新たな助手に早乙女くんとフィリップ君を雇えば。そんな動物病院があったら、費用が高かろうがなんだろうが、黙っててもお客は来ますって。
そして、土門家。父はどんどん黒くなり、兄はますます歪んでいき、、、そして弟は?
今回、親友の(ここ大事)早乙女くんに、自分の悩みをうちあけてたけど、弟くんは「自分に獣医が務まるのか、自分はほんとに獣医になりたいのか」って悩んでたのね。矢鴨やわんこを傷つけたのは、やっぱフィリップ君ぽいよね。今日の感じだと、動物を傷つけて自分がほんとに獣医になりたいのか試したとかなのかな。それとも、ただイライラしてやった、相手は誰でもよかった、とか?
そんなフィリップくん、次回は、鳥取病院でバルザックの手術に立ち会ってたけど、ドリトル先生と接することで、自分の中の疑問に答えが出せるようになるのかな。よいよフィリップ君ががっつりドリトル先生と絡む時がやってきたって感じでちょう楽しみです。
でも、予告で、フィリップ君が「手術は失敗したんですか」とか言ってたのが若干不安。でも、TBSの予告はあざといから、あれは釣りだと思うんだけどな。
いまさらドリトル先生が手術を失敗するっていう展開にはならないと思うし、わたし、ドリトル先生を信じてますもん。
願わくば、ドリトル先生とフィリップくんのシーンは、なるべくカットされませんように。
そして、今回はなんといってもあのしろにゃんこ!!
なんなの、あのかわいさはっ。まっしろでほわほわなうえに、ちびっこでにゃーにゃーいって。で、そんなしろにゃんこを早乙女くんがマフラーでぐるぐるにして抱っこしてるとか、もー、たまんねかったっす。
○花菱先生のところに抗生物質をもらいにいったドリトル先生の花菱先生を見つめる表情が、実は抗生物質は口実でほんとは心配で花菱先生のところに行ったんじゃないのかと思わせるくらい真剣で萌えました。
○花菱先生は、ドリトル先生とこころが繋がってるから、ドリトル先生があすかに言った言葉の真意がわかるんだよね。
「白衣を着て動物病院にいる以上、お客さんは君をしろうとだなんて思わないさ。
大切なペットを助けてくれるって信じてるんだ。
あすかちゃんは今、動物の命と本気で向き合う覚悟ができてるのか、問われてるのかもしれない」
○悲劇のヒロインである花菱先生がますます窮地に陥るわけだけど、うちひしがれる花菱先生=成宮くんを見るのが楽しみです(ひどい)。
○関東獣医大学の学生(?)役で田島優成くんが。成宮くんのバーターでも、うれしい。
○ドリトル先生のあすかに対するツンデレっぷりに拍車がかかってきたよ。
にゃんこの世話してるあすかを物陰から見守るとか、こそっとあすか用の手術着買っとくとか、どんだけですか。
しかも、あすかを見ながらニヤってしましたよ?
そんなドリトル先生にも、萌え。
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