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2010.11.14

Q10 #4

人は、なれるものになるんじゃなくて、なりたいものになる、違いますか。by中尾

今回のテーマは、「次」。「進路」を提出するっていうエピソードといっしょに、それぞれの「次」が語られる。
平太の、影山の、中尾の、藤丘の、山本民子の、久保くんの、それぞれの「次」。
そして、その「次」を生きる時に、どうせわかってもらえない、とか、どうせ笑われるとか、どうせダメだからどうでもいいとか、そんなことを言っていると大事なものをなくしてしまうっていうこと。大切なものは抱きしめておかないといけないっていうこと。

中尾の次は、工学部に入って涙を流すロボットを作ること。文系なのに。

影山の次は、彼女との次。
手をつなぎたいのにつなげない、みたいな感じがかわいかった。
彼女といっしょの大学に行きたいけど、彼女の方がレベルが高いっていう時に、彼女に大学のレベルを下げさせるのって、やっぱ、イヤだよね。その気持ちはわかる。でも、だからって「責任とれない」なんて言うのはどうなんだ。
影山くんて、河合美智子を好きなことをみんなに知られるのをイヤがってた割にはみんなの前ででっかい声で告白するし、かといってうまくいきだして彼女がせっかくいっしょの大学に行きたいっていうのに「責任とれない」って言っちゃうし、いまいちどうしたいのかわかんないよね。でも、実はそういうのが一番現実に近いような気もするんだよね。っていうか、影山と河合美智子の関係が進むスピードが速すぎw。

藤丘の次は、家族のこと。家庭崩壊してるとしても、「どうせ」なんて言わないで「両親が帰ってきたくなるように、グラスをピカピカに磨いて、洗濯物をきれいに畳んであったかいおいしいご飯を作る」っていうこと。まあ、実際はそんな簡単なことじゃないのかもしれないけど、前向きになるっていうのは大事だよね。
てか、藤丘の弟もルナが好きだったのねw

で、校長先生って、いい先生なのかなあ。先週、西先輩のことを気にかけてたし。
そうすると、第一回目の藤丘が授業料払えないからいないことになってるっていうのは、誰の指示なんだろう。てっきり校長先生の指示なのかと思ってたんだけど、、、よくわかんない。

山本民子の次は、ロック。
ロックやりたいけど、進路の紙には書けないよね、やっぱ。だからって適当なことも書けない、と。
だけど、病院で久保くんと話して、病院スタッフの患者さんに対する一生懸命さを見て、ちゃんと「ロック」って書いて出そうと思ったんだよね。山本民子は、久保くんに救われたんだと思う。
で、そんな山本民子を先生は笑わなかった。

「どうせって思ってました。どうせ、笑われるだけだって」

小川先生、ああ見えてけっこういい先生なんだな。やっぱしげさんの息子だ。

山本民子が久保くんに救われたのと同じように、久保くんも山本民子に救われたんだよね。同じ世界にいるって思っていた平太がどんどん遠い存在になっていって、クラスメイトともうわべだけの軽い関係で。
お見舞いに来てくれたクラスメイトを見送る久保くんの表情が切なかった。
クラスメイトたちは、お見舞いに来てくれるんだから、久保くんのことを気にかけてくれてるわけだしそれなりにいいヤツらなんだろうけど、浅いんだよね、きっと。住む世界がそもそも違うっていうかさ。
久保くんにとって、「進路」っていうのは全く意味をなさないものなわけで。いくら目標があっても、いい大学に入れる実力があっても、まず目の前の病魔と闘わなくちゃいけないわけで。進路で悩めるっていうことは、幸せなことなんだよね。
そんな久保の前に現れた山本民子は率直で正直で、だから久保くんも正直に自分の気持ちが言えたんだよね。

 「どうせほんとのことなんてわかってもらえないか。
  あせってるとか、悔しいとか、この先どうなってしまうんだろうかとか、
  思ってることを吐き出したいけど言われた方も困るだろうしさ。
  大丈夫だよ、とかなんの根拠もなくはげまされてさ、
  オレの方もさ、ありがとうがんばるよ、って
  何をどうがんばればいいのか全然わかんないのにさ、とりあえず言ってみたりして。
  なんか、うっとうしいよな」

そして、山本民子は言う。

 「そんな風にほんとのことを歌うのがロックだよ」

池松くん、いいよなあ。伊達にキャリアつんでないよね。

平太の次は、Q10のこと。
「この世の中ってさ、ほとんどはどうでもいいこととどうにもならないことでできているんだ。
そんな中でさ、マジに考えたってしょうがないじゃん」

なんて言ってた平太が、自分の言葉に泣くQ10と、月子の言った「永遠はない」っていう言葉で、何が大切なのかっていうことに気づく。大切なものは抱きしめてないといけないってことに気づく。
ま、月子の「暗黒エネルギー」の話で、そこまで怯えるかっていう気もするけど、、、でも、平太っていう人間は、いくらロボットだってわかってても、ロボット自身が自分は傷つかないって言っても、傷つけることを言えないようなキャラだからあり得なくもないのかなw。

 「永遠なんか、ないよ。この世界に永遠はない。
  いずれ宇宙は終わる。
  全ての分子が引き裂かれて素粒子になってしまう。
  机、黒板、窓、廊下、中庭、運動場、芝生、花、雲、私、あなた。
  今は暗黒エネルギーの量がちょうどよくてたまたまこうやって形になってるだけなのよ。
  暗黒エネルギーが増えると、こんな風にまとまった形でいられない。
  引き裂かれて小さな小さな素粒子になってしまう。
  2016年にそのことが証明されて、2025年に国語の教科書から永遠という言葉が消される。
  そして、私たちは永遠という言葉を失う。
  わかる?永遠はないの。いつかは全部終わる」

「この世界に永遠はない、いつかは全部終わる」って、これってさ、平太とQ10の「別れ」を意味してるよね。平太が今回「大事なものはちりじりにならないように努力して抱きしめておかなきゃいけない」って「やっと気がついた」のに、たぶん、失くしてしまうんだよね。
まあ、その別れって、Q10との別れっていうだけじゃなく、その裏には高校時代っていうか青春ていうか、ちょっと恥かしいけど、そういったものとの「別れ」の意味もあるんだと思う。だから、そのことを考えると切ない。ものすごく切ない。

 今わかった。
 この世のほとんどはどうでもいいこととどうにもならないことでできている。
 それは、オレたちが「どうせ」とか言ってるうちに、どんどんふくらんでいって
 ありとあらゆるものをバラバラにしてしまう。
 だから、大切なものは、心から大切だと思うものはしっかりと抱きしめて、
 二度となくさないよう、ちりじりにならないよう、努力して
 いつかはなくなるとわかってるけど、努力して。

 先生、決めました。
 オレ、この大事な4%を抱きしめて、これからも生きていきます。

○月子が宇宙の4%を説明する時の、「机、黒板、窓、廊下、、、」っていう言葉といっしょにそれぞれの静止画が次々に挿入されていく演出、好きだ。

○今回の最大の驚きは、光石さんが働いてる場所!
 普通の会社じゃなくて「愛獣」なんだ。
 だから、先週とか昼間っから酔っ払ってたのね。
 てか、愛獣って名前がイメクラっぽくて、月9で上戸さんが働いているお店かと思いました。
 光石さん、今期はQ10と月9と両方レギュラーで出てると思ったら、こんなところでつながってたのかー。

○平太の家の家計はけっこう厳しい。
 でも「愛獣」って、外側はアレだけど中は普通の喫茶店ぽいんだけど、あんなんで、儲かるのけ?
 普通にお勤めしてた方が儲かりそうだけど。

○月子って、もしかして未来から来た?
 2016年に永遠がないことが証明されて、2026年に国語の教科書から永遠ていう言葉が消されるって、
 未来のことをあたかも事実のように言ってたし。
 →月子とQ10は実は未来から来て、未来でQ10を作ったのは中尾くん、ていうオチだったりして。

○月子、先生のうちで、Q10のプラグに細工してたけど、あれは何をやってたんだろう

○小川先生のピークは小5って、しげさん、ひどいw
 しかも、息子の声がわからないしw。

○Q10が人間じゃないかもしれないって知って、うれしそうな中尾
 中尾は、2次元に恋してるくらいだから、Q10がロボットな方がうれしいんだろうなw

○栗子さんに「お嫁に行くとき持って行きます」って言われたのに、実はゴムの木でもよかったって、小川先生気の毒。
 「私はその日人生に、椅子を失くした。」って、中原中也なのね。
 冒頭の「幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました」とか、理科室のシーンの「冷たくして、太いストローで飲まう。とろとろと、脇見もしないで飲まう」とかも。
こうやって出てくると、なんか新鮮。

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