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2008.06.13

神様のパズル

見て来ました。渋谷の東映。
すごかった。むちゃくちゃな話だった。でも、おもしろかったし、泣いた。さすが、三池崇史。
三池監督の手にかかれば、宇宙も物理もアインシュタインも、寿司屋もインドも谷村美月も、全部熱い不良映画になるのだな。
すごいエネルギーです。どんな荒唐無稽なことも、そのエネルギーで、押し通しちゃう感じです。
とはいえ、底にあるのは、不器用な天才少女とバカな不良の、ラブストーリーだったりする。トンデモ話とラブストーリーのバランスが絶妙なのです。

あと、キャスティングした人、よくわかってるよね。基一は市原くんだから成立するのだな。それから黄川田くん。あれ、ある意味本郷猛だもん。最後のところ、あのまま変身するんじゃないかと思ったもん。
そして、谷村美月ちゃん。彼女は、やっぱり天才です。あのラストシーンの表情、すごいっす。あのラストシーンと、基一の「超ひも理論」の妄想シーン、それだけでこの映画を見た甲斐があったと思うわ。


以下、ネタバレです。

○双子→最初は、双子なことになんの意味があるんだろうって思ってたけど、あれは、バカな子が大学の物理学のゼミにいるっていう状況を作るためと、やっぱ「物質:反物質」の象徴なのね。なるほど。

○「超ひも理論」→妄想の中の基一は、白鳥たんのヒモで、白鳥たんから無理やりお金をまきあげるのよね。で、白鳥たんが「そのお金だけは、やめて。それは、お母さんのクスリ代・・・」とか言うのを蹴り倒し、そこに「それでも、基一の身体から離れられない白鳥であった」みたいなナレーションがはいるっていう、予想通りの妄想なんだけど、いかにもなつくりでだいすきです。三池さんぽい。
「M理論」で、Mj字開脚っていうのもなかなかなだったですけどw

○黄川田くん、車で建物に突っ込むんだけど、壁突き破ったぐちゃぐちゃの車の中から血だらけで出てきて、それが超人的なのです。ほぼ本郷猛。っていうか、変身してから突き破ればいいじゃん。

○ラストシーン。基一がバイトしてる寿司屋に現れるサラカが、基一の「らっしゃいっ!」っていう言葉を聞いて笑うんだけど、そのとき笑いながらじわっと目から涙があふれるのね。その表情がなんとも言えなかったっす。

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