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2007.06.18

セクシーボイスアンドロボ VOICE10

お金さえあれば幸せになれるってほんとかもしれない
でも、世の中それだけじゃないって、誰か言ってなかったっけ?

お金があっても幸せになれない、とか、貧乏なころがいちばん幸せだった、とか、そういうのって、わりとありがちな話で、ちょっと拍子抜け。それで、感想書くのもちょっと遅くなったってわけでした。

たださ、ロボ的なお金と幸せの話が、木皿泉さんらしいっていうか、なんか好きだったな。
ロボは、お金がないと幸せになれないって思うけど、お金あげるからニコに近づくなっていう頼みは聞けなくて、で、最終的に「勇気銀行」の1億マックスっていうお金がロボの幸せだった、みたいなね。

で、VOICE10って、最終回の前の凪みたいな回なのかなって、ちょっと思う。普通に静かにお話が進んでいったけど、あちこちにさりげなく、ロボとニコの「別れ」みたいな、「終わり」みたいなイメージが暗示されてた気がして。

停電の時のロボとニコの会話
「俺だけかなあ、明るいの寂しいって思うの」
「なんで明るいのが寂しいの?」
「だって終わりって感じがすんじゃん。
 映画館とかでもさ、終わったら明るくなるでしょ?
 はいっ、遊びの時間は終わりです、みたいな感じがするんだよ」

「停電、終わったんだ・・・」

停電の終わりって明るくなるってことで、それは、遊びの時間は終わり、ってことで、それって、ロボとニコの遊びの時間も終わるよってことなのかなって。
ニコに呼ばれたら、特に理由もきかずにロボはやってきて、怪しい男たちがいないってわかったら、「よし、かえってよし」ってニコは言う。
一見、ロボはいつものロボットヲタクなロボに戻り、ロボとニコの関係も、以前と変わらないように見える。
でも、ロボもニコも、少しずつ変わっていて、それはたぶん「停電の後」とかじゃなくて、前からちょっとずつ違ってたんだろうなって思う。

ロボはもう、一海ちゃんが他の男といても、特に何も感じないんだよね。そんなロボを見るニコのさびしそうな表情。

そして最後のニコのモノローグ。

お金がほしいとか、美人になりたいとか、
誰にでもわかる幸せは、ほんとはどうでもいい幸せなのかもしれない
誰にもぜったい譲れない、ほんとうの幸せっていうのがあって
それはそれぞれ形が違っていて
違うから、歩く道もそれぞれに別れていて
あたしの幸せとロボの幸せが、いっしょだったらいいのにと思う
でも、たぶん、違うだろうな

うーん、なんか寂しいよ。
今回は、なんか、凪っていうか嵐の前の静けさっていうか、ちょっと物足りないって感じがしたけど、だからこそ、余計に寂しいって思う。ドラマ自体がもう終わっちゃうっていうのもあるし、ロボとニコの遊びの時間も終わっちゃうんだろうなっていうのがあるから。
えーん、最終回楽しみだけど見るのがこわいよぅ。

・・・とはいえ、今回小ネタがけっこうおもしろかったんだよね。

○「みんな、聞いてくれ。今日からケロ山くんのクラスから転入してきたロボットくんたちだ」

○信田コーンの携帯の着メロがアンフェアの雪平っぽい音だった。犯行予告の電話だったし、あそこだけプチアンフェアだったよ。

○水族館でロボが萌えモンのロボットを奥さんに向けて走らせて
 「このあとどうなんの?」「いや、これだけだ」
 って、これだけかよぅ、おいぃっ。

○「よし、かえってよし」って、ロボは犬ですかっ?

○夜走ってるバスの話、好きだ

○幸子って、NANAかと思いましたよ。なんで、想像上の女の子の名前はいつも「幸子」なんだ。

○信田コーンの来世の話を聞いて、いきなり幸子よばわりなロボ
 「ちょっとちょっと、遅いんじゃないの?幸子ぉ」

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